近年、新築住宅におけるオール電化の割合は30%を超えており、地域によっては60%以上の割合でオール電化住宅が建てられている場所もあるほど、オール電化の普及が進んでいます。
そもそもは1990年~2000年ごろから普及し始めたオール電化住宅は、現在は全体家屋の15.3%、2030年には約20%と、古い住宅もすべて含めて5件に1件はオール電化住宅という時代がすぐそこまで来ているのです。
なぜオール電化住宅の普及が拡大しているのか、その理由は大きくわけて4つに分けられます。
1.安全性が高い
家の中で火を使うことがなくなるため、火災やガス漏れの危険性が少なくなります。 特に小さなお子様や高齢者がいる世帯にとって大きなメリットとなりますね。
2.管理がしやすく、節約になる場合がある
通常、電力会社とガス会社のそれぞれに基本料金がかかりますが、電力会社1本になることで基本料金の節約になるうえに、支払先もシンプルになり家計管理もしやすくなります。 電気料金だけでいうともちろん金額は上がるため、節約するためにはオール電化向けのプランを選んだり、夜間電力を利用するなど、ご家庭にあったプランを設定する等の工夫が必要です。