コロナ禍以降、おうち時間を快適に過ごしたい方や、働き方の多様化によりリモートワークが増えた方などで、住宅取得ニーズが増加しています。 ところが、新築住宅・分譲マンションの価格は高騰・高止まりしているため、新築と比較して相対的に割安な中古住宅の需要が増えています。 中でも、リフォーム・リノベーション済みで、新築同様の物件に即入居できる”買取再販物件”が人気となっているのです。
それでは、”一般の中古住宅”と”買取再販住宅”は何が違うのでしょうか?
”一般的な中古住宅”といえば、住宅を売りたい人が不動産会社に依頼して買主を探してもらい、売買が決まると不動産業者が仲介として間に入り、仲介手数料を得る取引形態がほとんどです。 その他に、住宅所有者と買いたい人が直接契約する取引形態もそのうちの一つです。
それに対し”買取再販住宅”とは、不動産業者が住宅の所有者から住宅を購入し、適用要件をクリアするリフォームやリノベーションを実施して販売します。 その他にも多々条件はあるものの、仲介と一番違うのは、売主が不動産業者になることです。
一般の中古住宅、買取再販住宅、それぞれにメリット・デメリットがあるため、それを見極めて後悔のない選択をしましょう。