日本では、親から家を相続したのもも、遠方で管理ができなかったり、高齢になり物件を管理できなくなる、などが原因で空き家が増え続けています。 空き家を放置し続けるとどのような問題が起こるのでしょうか?
①倒壊による建物・人的被害
老朽化した建物は風雨によって損傷が加速し、地震による倒壊や台風などによる建材の飛散の恐れがあります。 それにより周囲の建物や人的被害が出た場合、所有者が責任を負わなくてはいけないので注意が必要です。
②景観が損なわれる
崩落寸前で雑草も生い茂った空き家は景観を著しく損ねます。 ゴミの不法投棄の原因になることもあり、周辺に住む住民にとっても見た目の印象が悪く、ハエや野良猫が寄り付くなど衛生的にも、地域全体の問題になる可能性があります。
③犯罪の拠点に使われる
所有者が立ち寄らないことから、人目に付きにくく見つかりにくいため、隠れ家として目を付けられ、犯罪の拠点に利用される危険もあります。 特に古い家屋は鍵も簡単に開けられ複製も簡単なことから、犯罪者やホームレスに侵入されやすいです。