近年、テレワークの浸透や考え方の多様化により、地方移住への意識が高まっています。 ある企業が2023年に、子育て中のユーザーを対象に行ったアンケートによると、4割の子育て世代が「地方移住に関心あり」と答えました。(株式会社カラダノート・アンケート結果はこちら) その理由として、豊かな自然の中で教育を受けさせたい、生活コストを下げたい、待機児童の少ない地域が良いなど、子どもの教育環境はもちろん、親の暮らし方や働き方を考え直すきっかけになるのも大きな要因のようです。
そんな地方移住ですが、実際に移住をした人はどのように場所を決めたのでしょうか?
地方移住には大きく分けて Uターン・Iターン・Jターンの3パターンがあり、
Uターンとは、生まれ育った故郷から進学や就職を期に都会へ移住した後、再び生まれ育った故郷に移住すること。
Iターンとは、生まれ育った故郷から、故郷にはない要素を求めて別の地域に移住すること。
Jターンとは、生まれ育った故郷から進学や就職を期に都会へ移住した後、故郷にほど近い地方都市に移住すること。
この3パターンの中で、夫婦いずれかの出身地に戻るUターンが最も多い5割、Iターンが4割、Jターンが1割という結果となりました。 Uターンが多い理由としては、住み慣れた環境の安心感と、身内からの子育てサポートが受けやすいメリットが大きいようです。 またIターンをする人は、好きな地域があったり、子育て支援の手厚い場所を探すなど、それぞれの理想の地域に移住を決めているようです。